1 「やっとあなたを捕まえることができた♪あなたにはサキュバスの仲間たちが怪我させられた。 人間にしてはそこそこ強かったし、捕まえるのに苦労した。」 「ふー…。ふー…。」 「あら、かなり強力な発情魔法をかけてるのに、まだそんな顔ができのね。 普通のメスなら腰振って愛液撒き散らしてるところよ?」 2 「……こんなことするなら、いっそ殺せ。」 「だめ。あなたは懲役10年と決定している。このアイアンメイデンの中でしっかり償って貰わなければならない。」 「…くそが。好きにしろ。」  「それより、あなたの体にまとわりついているそれが、なんだか分かりますか?」 「知らないよ、そんなこと…。」 3 「じつはこれ、全部人間の女の子の舌なのよ。もちろん、本物の人間のね。」 「なんだと!?」 「捕まえてきた女の子たちを異空間に封印して、舌だけをこちらの世界に露出させている。 その舌を魔法で複製して、大量の触手みたいにしているの。 これだけの数の舌を用意するのはとても大変だった。」 「貴様ら、なんてひどいことをするんだ…!」 4 「今はまだ動いてないけど、これが一斉に動き出したらどうなるかしら。想像してみて? あなたの体中にねっとりした舌が、一つ一つ違う動きで這いずり回る。 あなたのへその穴も、腋のくぼみも、耳の中もレロレロとした大勢の舌の動きで蹂躙される。 体中の穴から染み出る汗を全部舐め取られて、愛液もおしっこも、 あなたの体から出るいろんな成分を隅々まで味わいつくされちゃう。 あなたってどんな味がするのかしら。汗まみれでしょっぱい?それともほんのり甘いのかしら?」 「黙れ…!」 5 「でも、もちろんそれだけじゃ彼女たちは許してくれない。 舌たちは魔法で自由自在に伸びるから、おまんこの中までねぶり尽くされちゃう。 乳首吸い上げられたかと思ったら、別の舌たちがクリトリスを愛撫する。 その間に、さらに別の舌たちがあなたとディープキスする。 あなたの性感帯はぜーんぶ、舌に舐め回されて愛撫されてしまうの。 そんな全身に与えられる規格外の刺激を、発情したあなたの体が受けたら、一体どうなってしまうかしら?」 「…うるさい!」 6 「さて、名残惜しいけどそろそろお別れの時間かしら。あ、そうだ。最後にとっておきの魔法をかけてあげる。」 「……?」 (なんだ?特に変わった様子はないが…) 「ふふ、すぐに分かるから楽しみにして頂戴。あ、そういえば言い忘れてたけど、 このアイアンメイデンの中では時間が100分の1の速度で進みます。 懲役10年ということは、あなたにとっては1000年間過ごすことになる。 まあ、この空間の中では年を取ることも無いし、 気絶も発狂も睡眠もできないからあんまり関係ないけどね。じゃあ、扉を閉めるからね。さようなら〜」 「えっ!?待て…!おい…!!」 7 (うっ…顔も胸もお腹も、全身が舌に包まれてる…!舌に触れていない部分が存在しない…!! うわ!?舌たちから唾液が一斉に染み出してきてきた!!ぬるぬるして気持ち悪い…!! それに、なんてひどい臭いだ!?唾液の臭いで頭がおかしくなりそうだ…!! なんとかして抜け出せないと…!!しかし…手足を封印されていて動けない…!! 手のひらと足の裏だけ解放されているから、なんとかならないか…!?) 8 にゅるっ… (ひっ!?) にゅるにゅるっ… (舌が動き出した…!!くすぐったくて気持ち悪い!! ベトベトの舌が鼻のまわり舐められてる…!んっ!?口の中にまで…!! やめろ!そんなにいっぱい入ってくるなぁ!!私の舌に絡みついてくるな!!) 9 にゅるにゅる〜にゅるにゅる〜 (あは…!!あはは…!!耳の中にまで入ってきた…!! 鼓膜を撫でられて、嫌な水音を聞かされている!!へその穴くすぐったい…!! 腋のくぼみぐりぐりするのやめろ…!!脇腹もやだ!! あはは!?なんで…こんなにくすぐったいんだ…!!! 刺激が多すぎて脳が情報を処理しきれない…!!) 10 (あはははは!!!あはは!!あはははは!?!?舌がおまんこの中にまで入ってきた…!!! 膣の中何本もの舌に掻き回されてる!!くすぐったいのと気持ちいいのが同時に起こっている!!! あはは!?やめろ!!ケツの穴にそんなに大量に入らない!!! 乳首とクリトリスも吸いえげるのやめてくれ!!気持ちいいところ全部刺激されてる…!! こんなの耐えられるわけがない…!!!) 11 (イく!?!?) 12 (あははははは!?!?待って!!!さっきよりくすぐったい!?!?あはははは!!! ああ!!足の裏やめて!!!指の間まで舐めないでくれ!!!あはは!! 足の指固定されて曲げられないのが辛い…!!!足裏のシワが全部ツルツルになってしまいそうだ!! もうだめ!!こんなの無理!!!またイく!!) 13 (ぎゃはははは!?!?まさかこれ、イくたびにくすぐりに弱くなってる!?!? うなじが!膝裏が!背中までッ!!体の全部位を敏感な弱点に開発されてる!?!? 苦しい!!!くすぐったすぎて苦しい!!!もうこれ以上くすぐったい場所増やさないでくれ!! くすぐったい感覚増幅するのやめてくれ!!) 14 次の日…。 「さてと、あの子の様子はどうかな?」 サキュバスはアイアンメイデンのドアを開けると、ねっとりとした粘液があたりにしたたり落ちる。 「うわ、くさい♡唾液と体液がまざってとんでもない臭い♡」 「ああ…!!ああ…!!」 「昨晩ぶりね。あなたにとっては100日ぶりくらいかしら。 そりゃ100日も唾液まみれの舌に舐め回されてたら、こんな臭いにもなるかしら。」 15 「おねがいします…!!もう許してください…!すみませんでしたぁ…!!!」 「あらあら、昨日まであんなに威勢が良かったのに、もう心が折れちゃった?」 「お願いします!!くすぐったいの無理なんです!!どんどんくすぐったいの強くなるんです!!」 「ふふ、私がかけた、イくたびに敏感になって、くすぐりに弱くなる魔法のこと、とっても気に入ってくれたみたいね。」 16 「でもなー。刑期はあと9年と364日もあるからなあ。」 「いやだ!!もう殺して!!!死刑にしてください!!おねがいします!!!」 「まったく、口答えばっかりして。反省してないようだから刑期3年追加ね。」 「そんな…!」 17 「よーし、せっかくだから表情を固定する魔法と行動を制限する魔法もかけてあげる。 どんなにくすぐったくても一切表情変えられないし、声を荒げることもできない。 体を反らして刺激を逃がすこともできないし、呼吸も一定ペースでしかできない。 くすぐったいのにこれはキツいわねぇ〜。」 「あっ…あっ…。」 「じゃあ、また気が向いたら様子を見てあげるから、アイアンメイデンの中でしっかり反省することね。」 18 「それじゃあ、さようなら…♡」 19 (ああ…やめて…。くすぐったいのやだ…。イった直後に舐められるのもっといやだ…。 ああ…イったからくすぐったいのまた強くなった…。もう無理…叫びたい… 笑い転げながら大声で叫びたい…。手足ジタバタさせて暴れまわりたい…。 あっ…イった直後の性感帯刺激されて…苦しいのにまたイく…。 私の体…くすぐったいのとイくの連動して…体がおかしくなってる…。 くすぐったい感覚でイっちゃってる…。おねがい…誰か助けて…。) 20 その後、時々アイアンメイデンは開かれたが、そのたびに適当な理由で刑期を伸ばさ続け、今では彼女の刑期は275年にもなっている。最近ではサキュバスたちも彼女に飽きたのか、アイアンメイデンが開かれる頻度も少しずつ少なくなってきている。はたして彼女が解放される日は来るのだろうか。それとも完全に忘れ去られることになるのだろうか…。